誘われて、少しの間トライアルとしてQuantum Diariesへ移動します。引き続きご愛顧のほどを。

無事一般公開が終了。研究室の皆様、お疲れ様でした。今年はノーベル賞の効果もあり、研究室の一般公開「ノーベル物理学賞2008」は大好評。おじいさんおばあさんからこどもまで、非常に幅広い年齢層の方に来ていただき、セミナー室はおおいに盛り上がった。…

講義が全部終わり、ようやくほっとしている。テヘランの夜中。 結局のところ、不安に思っていたいろんなことは、実際に来てみると、何のことも無い、ただの疑心暗鬼だった。イランだって、普通に現代の人が生活し、物理をし、何の変わりも無い、やはり優しい…

昨日日記を書いてからそのあとうらうらと考え事にふけっていると、どうも書いたことは少し違うような気がしてきた。この一年の研究成果を振り返ってみると、どれも僕の好きな作品ばかりで、見れば見るほど自己満足度の高い論文だと思えてしまうような感じが…

明日のイラン出張を前に、一日休暇をとり、少しゆっくりする。Mathew Richieの絵の隅に、Calabi-Yauを発見。うわ。僕はもともと抽象画っぽいのは非常に嫌いなのだが、こういうことをされると、とたんに好きになってしまうというのは、どうなんだろう。Higgs…

春眠暁を覚えず、と言うが、その理由の解説を新聞で読んでも、全くそうだとは思えない。単に気温の問題のような気もする。先週は週末に学会があったせいでまったく休息が取れていなかったようで、この週末は少しゆっくりとしている。花粉症の薬をもらいに行…

Kiritsisさんが理研にいらっしゃっていて、朝から存分に議論させていただく。やはりやっている物理が非常に近いので、問題意識や物理的興味が非常に近く、何でもすぐに議論が発展するのでこの上なく楽しい。しかし面白いのは、これだけ近い物理をやっている…