Strings2008のウェブ中継。

大栗さんのsummary talkを聞く。ウェブ中継のトークを聞いてないものが多かったので、簡潔なまとめとポイントが参考になった。これからスピーカーで聞き逃した人のトークのスライドを見てみようと思う。Verlindeのを見なくてはいけないとか、いろいろと大栗さんの話で分かった。

それにしてもGrossの最後のトークでは、AdS/CFTが弦理論とは何かという問いにどのように答えられるだろうかというspeculationがついに出たのには驚いた。僕もずっと考えている問いだし、おそらくいろんな人が自分なりの考え方で考えている最も大きな問いだろうというのは同感。一昨年から、この問題に対する一つのアプローチを試そうとしているのだけれど、他のプロジェクトのため時間がなかったような気がする。そろそろきちんと考えていくことにしたいと感じた。

やはりStringsは良い研究会だ。今年は久しぶりに参加しなかった。6年ぶりくらいかな。やっぱり、いけなかったのが残念。まあ、仕方ないのだけれどね。