別冊数理科学の原稿を書き終える。

年末からやっていた、数理科学の原稿を書き終える。何とか無難にページ数の枠内に収まった。プロットのとおり書いてみて、図も入れて、それでぴったりページ数に収まるのはかなり奇跡に近い。今回はそう強く感じたのは、書き出しの部分でずいぶんと、本題とは少しはなれた理念的なものを展開してしまったからだ。ま、結局うまく収まったみたいだし、それに自分の考え方も書けたので、満足している。

今日はそれに時間をずいぶん使ってしまい、結局それしか出来なかったような気がする。三輪君と少し議論したが、まだ問題は解決されていない。どうなってるんやろ、この固有値問題。どうも、境界条件の取り方がまずいのかな、やっぱり?むー。

三月のMIT行きのチケットをどうにか予約する。これで、いけるやろか。ホテルがきちんとあればいいんやけど。それと、向こうで話をさせてもらえるかどうかは、わからんなぁ・・・せっかく行くのやから、頼み込んでセミナーさせてもらおうかな。ふむ。やっぱし頼んでみよう。ペリメタのほうは招待してくれるということのようなので、きっとセミナーをさせてくれるのだろう。Alexに会えるのが楽しみ楽しみ。Myersがいないのが残念。彼のいろんな話を使っているのに、ね。彼のコメントがぜひ聞きたかったけど、ま、それでも、ペリメタには専門家が多いから、それで満足。ていうか、Alexはその筋の専門家やから、彼といろいろと議論が出来るのがとても楽しみ。思えば、サンタバーバラ時代は、彼といろいろと議論はしても、なかなか僕がAdS/CFTに手を出さなかったので、結局、最後の最後で少し一緒に計算しただけで、かなり突っ込んだ議論はしていなかったような感じがある。ま、遅まきながら僕は今年からAdS/CFTを違う動機ではじめたので、彼との接点が多くなって、今回会えるのはずいぶん楽しみになってきた。