研究が終盤をむかえている・・・ようだ。

どうやら、年末に判明した問題は、きちんと対処することで正統的に乗り越えることが出来て、しかも前にやっていた仮定は間違っていたことも同時に判明。恐ろしいことだ。とにかく、あとは数値計算と、それと解釈問題。現象論の恐ろしさは、やっぱり現実とあわなければいけないという当たり前のこと。間違っていない計算をすればよいということではなく、しかも単に理論的に面白いメカニズムだけではいけない。あるメカニズムで現象を正しく説明することに意義がある。昨日から、particle data groupの出しているparticle listingとにらめっこである。むかーしむかしM1くらいのころに眺めた記憶しかないのだけれど、このすごい表をいつになったらきちんと全部解析的に再現できるのだろう。標準模型はやっぱりすごいと、今更ながら感じている。

駒場2007研究会が近づいて来ている。来週からはJevickiさんが早くも滞在開始、そしてその後WatiやKlebanov氏がやってくる。そして、台湾やイギリスから友人がやってくる。楽しい日々になりそうだ。

月曜日は後輩の結婚式。ほんま、感動した。