よく研究している。

このところ、非常によく研究している。理研に来させてもらったのを存分に感じている。通勤は体力を使うが、それでも、電車の半分くらいは座れるので、読み物をしたり、考え事をしたり、音楽を聴いたり。歩くのは頭の活性化にいいということを、再確認する。研究所に着くと、なるべくすぐにノートを広げるようにしている。パソコンを立ち上げている間に計算モードに入れると、その日は非常によく計算がすすむ。計算モードに入る前にパソコンが立ち上がってしまうと、メールの処理などでうっかり朝の大事な時間を使ってしまう。まあ、パソコンの電源を入れなければいいんだけど、気になっているメールの返事が来ているんじゃないかとついつい思って電源を入れてしまう。それでも計算がすすんでいるのは、とても嬉しい。なんというか、8年前に戻ったような感じがしている。

水曜日は外勤届けを出して、駒場の三輪君の文献紹介を聞き、そのあとすぐに東工大での長岡君のセミナーを聴きに行く。こういうことが簡単に出来るのもありがたい。一応9時出勤ということだけれど、必要なときはこうやって外に自由に外勤・出張が出来るので、面白いセミナーがあるときなどはこうやって一日をすごそうと思う。理研に人を呼びたいけれど、まだよく分かっていないので、ちょっとまだ本格的じゃない。こちらから出向いていって議論、というのも出来るようなので、それも機会があればやってみようと思う。

今日は日曜日、幸い3時間ほど研究の時間が取れて、計算が7ページほどすすむ。うまくいけば、きっとあと20ページくらいで終わるのではないかという気もする。Mathematicaも入れて、の話だけど。模しそうだったらとても嬉しいが、けど、そう思ってもうまく行くためしはないので、きっと50ページとか必要なんだろう。なにしか、すすむ方向が見えている間は、うんうんうなることもほとんどなく進むから、別に問題ない。明日もこの調子でいこう。再来週は埼玉大学で集中講義やから、来週はその用意に当てないといけない。そやから、今週計算を進めとかないと。