のどが嗄れている。

釜山から帰ってきたのだが、次の日から声が出なくなった。どうも、金曜日にセミナーで声が嗄れてしまったあとに、釜山の先生に夕食を馳走になり、そこで唐辛子の入った恒例の韓国料理をたらふく食べたためらしい。のどがやたらひりひりするなと思いつつ、海鮮チヂミをおいしく戴いたところまでは良かったのだが、韓国琴の演奏に聞き入りながら涙の出るくらい辛いいろんなものをほおばって食べてしまっていた。その日の夜は大丈夫だったのだが、次の日朝起きてフロントでチェックアウトしようとすると、声が出ないことに気づく。タクシーでも一苦労。(まあ声が出てもどうせタクシーの人には通じないんだが・・・。)結局、月曜日の今朝になってようやく声が出るようになってきた。からい国では、のどに注意せねばなるまい。研究会などで韓国に来るときは、自分で時々辛くないものを食べたりして調整が効くのだが、今回のように一人だけ呼んでもらって滞在すると、どうしても現地のものを立て続けに頂くことになる。非常においしいのだけれど、体には注意しないと。

それにしても濃い四日間だった。議論していたのは実質二日間だが、朝から晩まで休みなしで議論をしていた。おかげでクタクタ。良い研究滞在だった。これからどうなるかが楽しみ。

帰りの飛行機で、第一阿房列車を再読了。笑って噴出すのを我慢するのに苦労した。ふと我に返ると、呼んでいただいて忙しくばたばたとスケジュールをこなしそれで帰りの飛行機の座席に収まって自分。その自分との対比が激しすぎて、もう、うらやましいを通り越している。ほんま楽しかった。次は随筆集。

今日は山口先生が議論に来てくださった(?)ので、いろいろと議論する。まあ教科書しか勉強していない僕にとっては、常識破りの展開が多く、考えさせられることが非常に多い。批判的に意見を言うことを山口先生もどうも欲しているようにも見受けられるので、恐れ多くも生意気にいろいろ意見をする。今日は、山口先生のいわんとしていることがなんとなく通じてきたので、僕の意見も少し建設的になった気がする。良かったのかな。

副都心線、万歳!