基研研究会。

今日から基研研究会が始まっている。朝6時の電車で京都へ、10時半に到着、そのままオーガナイザー打ち合わせ・若干の労働をして、早くもビールがほしい雰囲気になってしまった。いきしなの新幹線では予定通りRCNP研究会のトラペをひたすら書く。プロットは週末に三時間かけて書いたので、あとはそれを形にしていくパソコン上の作業だけ。と言っても、新幹線の中の作業は疲れやすい。あっという間に京都についてしまった。で、今は初日の夜なのだが、飲んだ後ではあるけれど、なんとかプレゼン用ファイルが完成。面白い構成になったとは思うけれど、こんなのでエキゾチックハドロンの方々は満足してくださるのかはなはだ心もとない。そもそも自分がオーガナイザーに入っている研究会の期間中に違う場所で開催されるハドロンの研究会のトークを引き受けてしまったほうが問題だったかもしれない。でもRCNPというところは原子核の城で、素粒子の人間はなかなか行こうと思ってもいけないところだから、この機会を逃さない手は無い。楽しみにしている。どうもグルーボールも広い意味のエキゾチック粒子らしく、そういう意味では僕はエキゾチックの仕事をしたことがあることになるらしい。

新しい会議室での研究会は順調に進んでいるようだ。参加者の皆さんと、オーガナイザーの方々全員の協力に感謝したい。

RCNPのや基研研究会の発表用、そして二つのSIのトラペばかり書いていて、肝心の計算が止まってしまっている。計算はどうもいけそうな感じはするのだけれど、まあそう簡単にはいかない雰囲気も漂っている。まあ、もっと手を動かさんことにはどうにもならんわな。いずれにしても手をきちんと動かせばできるのではという感覚がある。そういう感覚は概して正しいこともあり、けど、できるはずなのにできないときは余計やきもきすることもある。なんとかやり終えてみたい。ガシガシやるしかなさそう。

パリティーが出た。自分の記事を見ると、恥ずかしいような誇らしいようなこそばゆいような、非常に妙な感触にいつも襲われる。コスミックストリングの観測、非常に期待している。