益川さん祝賀会。

300人は集まったというこの祝賀会、一応僕も参加してきた。やっぱ元学生は参加すべきでしょう、ってね。しかしこの祝賀会は300人も集まっているだけあって、益川さんとお話しすることももちろんできない。僕は後ろのほうで、友人や先輩としゃべって楽しんでいるだけだった。田中正先生に久しぶりにお会いする。『科学』に載った日記をお褒めいただいたのは恥ずかしかったが、それよりも、もっと苦労しなさいとの檄を頂戴した。はい、がんばります。祝賀会が終了し、出口にて益川さんと一言だけしゃべる機会がやってきた。そしたら、益川さんもどうやら『科学』の記事を読んでくださっていたようだった。これはうれしかった。ま、内容が、益川さんについてのことやったからね。それで、ミーハー根性を起こして、小林益川論文のプリントされているパンフレットの表紙にサインしてもらう。「あんたたちがするようなことじゃないでしょう」とは益川さんの言。はい、そのとおりです。お疲れの出ませんように。

こんな祝賀会より、こないだ開催されたOB会のほうがよっぽど楽しかった。あんな楽しいことってあるのね。ほんま、思い出に残るOB会やった・・・しかし、益川さんのノーベル賞がないとこんなに集まらないとは思うけど、そしたら次にはこれだけ集まるって、いつやろか、そんな話を皆でしていた。

先週の金曜日あたりから、ずっと書類を書いている。さっきやっと出来上がったので、こうやって日記をしたためているわけで。そのまえは、ずっとスライドを作成していた。それも、なんとか今度の金曜日の基研の分、それと来週の筑波大学の二つ分、そしてそのあと再来週のAPCTP2009の分、そこまで何とか作った。お絵かきのスライドを今回は多くしたが、それが吉と出るかどうか。セミナーである程度背景を知っている人は、結局計算を知りたがるでしょう。そうすると、計算を載せたくなるけれど、それじゃあまったく何をやっているのかわからない聴衆が出てしまう。だれをメインターゲットにするかをまず決めるというのは、ヘイクス流のやりかたやけど、今回は悩む。それで、基研は少し計算をはしょることにした。それで、ブレーンのお絵かき。これで、楽しんでもらえるといいんやけど。いやあ、絶対、こんなお絵かきでは信用してくれない人たちがいっぱいいるんだろうな。まあ、そういうところから考えるとなるほどそうかもな、という程度のお絵かきの部分なので、やっぱり計算をきちんと少し言わないといけないだろう。計算のトラペを一枚増やすかな。そうしたらどっかを一枚減らさないと・・・

このところ電車でパソコンを開けて仕事をする時間がかなり長い。目を悪くしそうやから気をつけよう。今日は早いけどもう寝る。