計算。

このところ自分の好きなペースで研究ができているのか、日記を更新する頻度が上がっている。明日は基研でセミナー、そのスライドの手入れをいろいろとしている。新しいパソコンもようやくセットアップが完成し、今日は晴れてすべての移行が完成した。持ち運びやすいのなんのって。うれしいわあ。明日の出張はこれで、カバンもスマートになる。発表もスマートになればいいが、まあ発表に関してはパソコンが変わってもスマートにはいくまい。むしろ、機能がわかっていなかったりしておろおろしてしまうのかもしれない。発表前は少し余裕を持って、プロジェクターとの接続をためさせてもらおう。

今日はおもむろに手を動かして計算したり、論文を読んだり、思い出したようにメールを書いたり、事務処理をしたり、Cygwinをインストールするのに成功したり、思い出すといろいろやっているようにも思うが、のんびりしている。研究室のお茶部屋が、みなさんのご協力で美しくなった。これで議論もしやすくなるというものだ。のんびりしているから、そういう風にきれいにしたいと思い始めちゃったりするわけで(研究室の忙しい皆さんの協力、申し訳なかったけれども)、やっぱりのんびりしているのだ。締め切りとかが無いからかもしれない。いや、無いということは無いのだけれど、あまり意識していないからなのかもしれない。

思ったふうには進まない計算は、やはり手を動かしていると少しずつわかってくる。阪大の石井君が滞在していて、少し議論する。進んだような進んでいないような。もう少しやってみないとわからないやろね。明日は新幹線で少し計算してみることにしよう。

学会誌が届き、ぱらぱらと眺めていると、九後さんのものが目に留まる。これ、『科学』に書かはったやつの拡大版に見えるなあ。非常に生々しい小林・益川の当時の雰囲気が伝わってきて、面白かった。それで、ほかの記事も興味を持って眺めている。なかなかよい特集。