良い計算。

研究室の共同研究者と議論していたら、面白そうな方向が見えてきたので、以前に議論した方針を元に、noncommutative gauge theoryのgauge invariant operatorの計算結果を思い出しつつ、計算を進める。うーむ、こんなところでnoncommutative gauge theoryの経験が生きるとは、驚き。いろんな物理がつながっているもんやねえ。そやかて、ハドロンの性質の計算にそんな数理が使えるんよ。まあそれはともかく、昨日は朝計算して午後1時、別の共同研究者の方がいらっしゃるまでずっとノートとにらめっこして淡々と計算をし、それをmathematicaに放り込んだら、標準核子密度で、なんとまあ面白い数字が出ること。びっくりやわ。こりゃもっと色々と計算してみんといかん。
2時に別の共同研究者の方がいらっしゃったので、別のプロジェクトについてまた議論。例によって物性の方と議論をし色々教えてもらうのは楽しい。QCDの言葉と強相関電子系の言葉の翻訳もずいぶん身になじんできた気もする。いや、耳学問というべきやなあ。
今日は共同研究者からのメールで再チェックしてみると、確かにそうなっている。ほんで、その物理的解釈に思いあたりが。それって、こう解釈すべきやろう。うーん、これ、おもしろいんちゃう?!うん、ほんまおもろいわ。こりゃ、色々と計算してみないといかん。まずはハドロン代えて、ね。うわー、計算しよ。