ふー、サイエンスライブショー「ユニバース」にゲスト出演.

あらら、お父さんお母さん、口開けて寝てるやん.


科学技術館サイエンスライブショー「ユニバース」に、ゲスト科学者として出演してきた.10分ほどの時間で、研究している内容などを聴衆に説明するコーナー.聴衆には、なんと1歳の赤ちゃんからおじいさんまで.一階で同時開催されているイベントのため、出演した日には聴衆は小学生、中学生、高校生が多い.

それにしても小学生に、パワーポイントのスライドで科学を説明するというのは、困難を極める.「ユニバース」が上演されている科学技術館のシンラドームは3Dの映像の楽しさを伝えてくれる.東京の星空、そして太陽系から、宇宙の大規模構造まで、「みたか」は3Dでぐるぐると自由自在に見せてくれる.聴衆から歓声が上がる.「うわぁー!」3Dの宇宙ステーションが目の前に迫り、触れるのではと空中に手を伸ばす子供たち.その興奮のコーナーの後に、ゲストコーナーだ.うーん!!

司会の大朝さんのおかげで、なんとかお話を最後まで乗り切った感じ.口をぽかんと開けて真剣に聴いてくれる子もいれば、親子で完全に睡眠モードに入っている、なーんてのも.いいんですよ〜、僕もプラネタリウムで暗くなって寝ちゃったことあるし...って自分を励ましたりして.

実は、当日の朝に、小学二年生の娘を前に練習してみたのだが、本番はそう甘くはないわけで.自分なりに、ふりがなをふったりドラえもんを入れたり、パワポの動画を出来るだけ使ったり、小学生を対象と考えた脚本書いたり、いろいろやってはみたのだが、聴衆の目は厳しい〜!!科学の一端を感じてくださった方がいれば、それだけで満足.果たしてどうだったかな.

司会の方と、後ろでソフトウェアを操作している学生さんたちの連携の素晴らしいこと.宇宙って、広くて、そして分かっていないことがたくさんあるんだなあ、ということが、3Dの授業で肌身で感じられる仕掛けになっていて、関心しきりでした.こんなプロジェクトを立ち上げた方々も凄い.

ゲスト科学者、なんていう肩書きでかっこ良く登場させてもらったが、なかなか力至らず.でも、貴重な機会を楽しませてもらいました.科学技術館と「ユニバース」のスタッフの皆様、大朝さん、ありがとうございました.