2007-01-01から1年間の記事一覧

セミナーが・・・・

5月は7つもトークをすることになってしまった。なんてこった。それで、準備に追われている。もちろん、全部全く違う内容で話をするわけではないので、7つと言っても実質はそうではないけれど、それにしても。いろんな人の前で、どんな風に話をしようかと…

新学期、若干あわただしい日々。

水曜日はIHESの山口君のセミナー。非常に分かりやすく、その後もたくさん教えてもらって、なんと言うか、得した気分?である。直接それを何年もやっている人に、馬鹿な質問が出来るということろがセミナースピーカーを迎えることの最大のポイントだけれど、…

大栗さんが駒場にいらっしゃった。

先週水曜日は大栗さんのセミナー。ハワイで少しお会いしたので、それ以来で、半年振りくらいに大栗さんに会うことが出来た。駒場に大栗さんに来ていただけるというのはとてもありがたい。今まで、大栗さんは本郷に時々いらっしゃっていたけれど、多分僕が駒…

計算計算。

昨日はノートパソコンの電源コードを自宅に忘れたことに朝大学で気づいた。いやしかし、このLet'sノートは確か充電地が8時間は持つはず、と思って、安心してノートを開くと、「あと30分」の表示が。それで、急いでメールを読んで業務の返事を書いているう…

新学期。

キャンパスは新しい学生でにぎわっている。フレッシュな気持ちにしてもらえるのは、このキャンパスにいて楽しい一因。数値計算が非常に面白い答えを出してくれている。これ、まあ期待通りといえば期待通りやけど、ほんまにこれでよかったら、こりゃ面白い結…

物理学会。

いろいろと楽しい話を聞く。今回の学会ほど様々なセッションを見て回ったことは無いように思う。はじめてやわ。素粒子現象論、宇宙物理、原子核理論、原子核実験、そして素粒子formal、の5つをぐるぐると回る。どれもかなり自分の研究にレレバントで、楽し…

帰国の途にて。

Perimeter Instituteの訪問は大変充実していたように思う。行く前は、Alexにちょうど子供が生まれて彼が研究所に来れなくなりそうだとかいう連絡が入ったり、Amiも出張で留守にしているということだったし、もともとの動機だったMyersに会いに行くというのも…

MIT, その後

Brownから帰ってきて、二つセミナーが終わって気が抜けてしまったのか、少しボーっとしていたような記憶がある。木曜日と金曜日はWatiとの議論に集中しようと思って、いろいろと考えをめぐらす。いろいろと方向性をまとめたノートを作る。細かい違いでは二つ…

MITにて。

もうMITに来て四日目を迎えている。早いもんだ。きのう、おとついと、MITとBrownでのセミナーを終え、気が抜けている。ほっとしたのか、体中の力が抜けて、なんだかポーっとしている。日曜日の夜遅くに到着して、そのまま宿でぐっすり寝込んでしまったおかげ…

機中にて。

Bostonへ行く飛行機の中でこれを書いている。MITは、二年ぶりの訪問になる。こないだ行ったような気もするし、ずいぶん前のような気もする。二年前の訪問は数ヶ月の長期滞在だったから、MITでものんびりとさせてもらった。いろいろと議論も出来たし、人とも…

KEK研究会。

KEK研究会に月曜日から三日参加してきた。えらく面白い研究会だった。原子核の人との交流は、大変刺激的で、勉強になることがとても多かった。研究会は質問がたくさん出て、しかも弦理論側とハドロン側の人たちが相互に議論されて、とても有意義な研究会だっ…

論文を出した。

ずいぶんと日記をサボっていたが、これは、いろんなことで忙しすぎて、全然書く余裕がなかったからだ。そう言ってしまうのは簡単で、日記を書こうと決めたわけだからきちんと書かなければいけないのは分かっている。しかし、なかなか・・・・それはともかく…

研究会終了。

駒場2007研究会が終了。って、もう一週間たってしまっているけど、ちょっと振り返ってみよう。土曜日と日曜日は、目の回るような二日間だったけど、本当に、研究会が無事成功裏に終了して、嬉しいことこの上ない。招待講演者の話がとても良かったという…

研究会はもう、あさって。

えらくばたばたと忙しい毎日をすごしている。分単位で生活が決まっていく経験は久しぶりだ。今日も5分あったら・・とかいう場面が何度かあった。研究は結局ぜんぜんなし。今日はM1のゼミが二つと、その予習と、試験監督、それで終了。試験監督ではうろう…

更にあわただしい毎日。

先週金曜日はPiljinが来てくれて非常に良い黒板セミナーをやってくれる。とても楽しいセミナーだった。それは、もちろん、やっていることと近い(AdS/QCD)ということもあるけれど、それ以上に、ああやって黒板でエッセンスを話すというのはやっぱり聞いてい…

あわただしい。

月曜あたりから頭痛がするが、ひどくないので風邪薬を飲みながらしのいでいる。月、火、水と、この本を読む。素粒子の世界を拓く―湯川秀樹・朝永振一郎の人と時代 (学術選書)作者: 佐藤文隆,湯川朝永生誕百年企画展委員会出版社/メーカー: 京都大学学術出版…

PRL!

新田たちと去年10月に書いた論文が、なんとPRLに通った!はじめからPRLに投稿するつもりで4ページで書いたものだったけど、やはり実際にacceptされると大変嬉しい。レフェリーの細かく教育的なコメントでずいぶんとreviseしたし、それで更に良いものに…

先週もいろいろと楽しかった。

土曜日は理研の集中セミナー。おだきん君のオーガナイズしたやつで、いろんな話を一日で聞けたのでなかなかお得感(?)があって。白水さんのお話は、RS1でWittenのKK泡みたいなのをやるというお話だったのだが、よくよく考えてみると、それって酒井杉…

久しぶりに今日はじっくり研究できそう。

今週はいろいろとあり、ほとんど研究できなかったのが残念。でも、セミナーでいろんなtalkを聞けたのは良かったんだけど。来週で学生実験も今学期最終回なので、ようやく実験からも開放されるんだけど、その後は駒場2007研究会、これが気合が入る。駒場…

新粒子発見?!

どうも、Particle Data Groupのparticle listに合わない。質量が1.1GeVのメソンで、しかもパリティや荷電共役とスピンが決まっていて、そういう粒子があるはずなのだが・・・・これはどういうことだろうか。そう三輪君と議論しているときに、とんでもない可…

研究が終盤をむかえている・・・ようだ。

どうやら、年末に判明した問題は、きちんと対処することで正統的に乗り越えることが出来て、しかも前にやっていた仮定は間違っていたことも同時に判明。恐ろしいことだ。とにかく、あとは数値計算と、それと解釈問題。現象論の恐ろしさは、やっぱり現実とあ…

数値計算。

こんな深夜に起きて計算をしているのは僕にしては珍しいのだが、どうも固有値問題が気になってどうしようもないので、いろいろと手を動かして境界条件を調べてみる。うまくMathematicaに乗せられる形に持っていくことが出来たので、それで数値計算を走らせる…

別冊数理科学の原稿を書き終える。

年末からやっていた、数理科学の原稿を書き終える。何とか無難にページ数の枠内に収まった。プロットのとおり書いてみて、図も入れて、それでぴったりページ数に収まるのはかなり奇跡に近い。今回はそう強く感じたのは、書き出しの部分でずいぶんと、本題と…

今年もよろしくお願いいたします。

無事年が明けた。一応喪中なので、あけましておめでとうとは言わない、いつもと違う正月を迎えている。 帰省中も、固有方程式が頭を離れないが、手を動かして計算する暇も無いので、ぼんやりと対処法を頭の中で練っている。どうやら、conformal mapをした後…